『7つの習慣』第7の習慣「刃を研ぐ」とは?

タイトルにある『7つの習慣』ってご存じですか?

以前、私がQC活動のアドバイザーをしていた時に読んだ本で

今でも悩んだり迷ったりした時には開けています。

『7つの習慣』とは、スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1996年に出版された書籍

簡単に、本当に簡単に説明すると「“人生を自分らしく生きる”ために大切な『7つの習慣』のこと」が書かれてます。

これは、QC、QAに関しても重要なことで、色々と勉強になります。

今回は、私が7つの内に一番、心に響いた7つ目の習慣についてのお話です。

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(イソップ童話より)

ある日の朝、旅人は山の中を歩いていました。

奥深い森の中、汗を流しながら一生懸命に木を伐っているきこりを見かけました。

そして夕方、同じ道を戻ってみると・・・、朝と同じ場所で、玉の汗をかきながら一生懸命木を伐り続けているきこりがいました。

でも、あんまり作業は進んでいないようでした。

旅人は足を止めてよくよく見ると、きこりが使っている斧の刃は、ボロボロでした。

そこで、きこりに声をかけました。

旅人:「きこりさん、精がでますなぁ。でもあんまり作業は進んでないみたいですね、一旦手を止めて、斧の刃を研いだらどうですか?」

きこり:「旅人さんよ、なに言ってるんだよ、刃を研ぐ時間なんておいらには無いんだよ、木を伐るのが忙しくてさ・・・。」

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“きこり“は、木を倒すために大切な道具(武器)のノコギリの刃を大切にしていません。

ボロボロの刃なのに、木を倒すことに一生懸命で研ぐことに気が回ってないのです。

この、きこりの話、

自分の生活・仕事に置き換えてみると笑い話ではないですよね?

目先の仕事に追われる

「刃を研がない」まま続けられる仕事で、実はどれだけ多くのムダをしているか。

切れ味の良いノコギリなら、効率良く作業ははかどるはずです。

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